固定資産税は、土地や家屋などの固定資産の所有者が、納付する税金です。基本的に、毎年1月1日時点で、固定資産を有する人に税が課されます。税率は、課税対象となる固定資産の1.4%です。固定資産の評価額が2,000万円だとしたら、28万円となります。
ただし、200㎡以下の住宅用地は対象となる金額が1/6に軽減されます(200㎡を超える場合は1/3)。新築住宅は固定資産税が1/2になるため、負担額は大きく軽減されます(一部条件があります)。
ちなみに、同じく毎年1月1日時点で固定資産の所有者に課される、都市計画税というものもあります。この税は、計画的に都市整備をするエリアに定められている「都市計画区域」に、固定資産を持つ人に課されます。
税率は、課税対象となる固定資産の0.3%です。都市計画税の場合、200㎡以下の住宅用地は、対象となる金額が1/3に軽減されます(200㎡を超える場合は2/3)。
ですが、計算の基準となる「評価額」自体は各自治体ごとに決定しているため、お求めの不動産がある自治体や最寄りの不動産業者に確認しましょう!